「文字起こしって、どんな仕上がりになるの?」
文字起こしの方法は、「素起こし」「逐語起こし」「ケバ取り」「整文」「要約」などがあります。
それぞれの起こし方のルールは、文字起こし会社によって少しずつ違います。
弊所では、次のようなルールで文字起こしをしています。
なお、こちらはあくまで基本の起こし方です。「素起こしだけど、ケバ取りだけしてほしい」「質問者だけ、ですます調にしてほしい」など、ご希望があれば可能な限り対応いたします。
ぜひご相談ください。
①素起こし
ケバ、言い淀み等、聞こえたとおりそのまま起こします。
「話している内容をそのまま知りたい」「修正は自分でやりたい」という方におすすめです。
※ただし、発言の途中に重なる意味を持たない相づち(うん、はい、なるほど、そうですか等)は表記しません。表記が必要でしたら、ご依頼の際にお知らせください。
![](https://tape-rituoffice.com/wp-content/uploads/2023/05/素起こし.jpg)
②ケバ取り(ベーシック)
一番多くご依頼いただく形式です。
明らかな不要部分のみを削除します。素起こしより読みやすく、かつ発言の雰囲気が残ります。
一方で、遠回しな表現や、切れ目がない長い発言などもそのまま起こしますので、文章として意味が通らない部分も出てきます。
・不要語(ケバ:えーと、あのー)の削除
・意味を持たない相づち(はいはい、なるほど)の削除
・頻繁に出てくる口癖(やっぱり、ほんとに、じゃあ)の削除
・明らかな言い誤り、言い直し、言い淀み、繰り返しの削除
![](https://tape-rituoffice.com/wp-content/uploads/2023/05/ケバ取りベーシック3.jpg)
③ケバ取り(ベーシック+簡易修正)
ケバ取り(ベーシック)をより読みやすく、細部に修正を加えた形式です。
より文語に近い表現です。
・助詞(てにをは)を加筆修正
・「い抜き」「ら抜き」言葉の修正
・口語を文語に修正「やっぱり→やはり」「っていうか→というか」
![](https://tape-rituoffice.com/wp-content/uploads/2023/05/ケバ+簡易修正.jpg)